ピーキー伝説
悪事は急速に走っているらしい(前日の日記参照)。
昨日の日記も書き終わらぬ刻限、更なる友人のブログ(id:ninjahattari)にて自分のブログのことが書かれているではないか!(デスラー調*1)。
しかもそこに書かれているのは、私のTRPGにおけるキャラクターのピーキーぶりである。はっはっは、確かに私が自他共に認めるピーキーキャラ・メーカーであることは、言語に絶する勢いであろう(しつこくデスラー調)。
ここは、私が如何にピーキーなキャラを作ってきたかを、とくと語って聞かせねばなるまい*2(くどいようだがデスラー調)。
さて、ここで古い順に語ろうとても、私の記憶力などたかが知れており、もう20年以上前の事など覚えてもおれぬ。よって新しい順に語るとしよう。
- 新約・魔獣の絆
さてこの新しい約定の基に産み出された素晴らしいTRPGにおいて、やはり私が一番に語るべきはこのキャラクターだろう。
その名は「三脇夜宗」*3。イレギュラー/マジシャンである。友人連中に名前を言うだけではっ倒されそうなこのキャラクターは、《絶対先制》で先手を取り、敵を[放心]+[重圧]状態に陥れるバッドステータス攻撃をクリティカル値:6で繰り出す以上の性能を全く持たない。
ダメージ源ゼロ。
防御能力、ゼロ。
支援能力、皆無。
と三拍子揃った、いやなキャラクターである。
現在、リビルドしてさらに《ヴォイド》を持って、敵のHA無効化に徹するのもありかなと夢想中。ちなみにほとんど同じデータのボス敵をシナリオで出した所、非常に好評*4であった。
キャラコンセプトは「地味な実践魔術師」で、華麗な炎熱や酷薄たる氷雪などの目に見えたハイパーパワーではなく、相手の姿を写した鏡を砕いたり、紐の結び目を解くと言ったアクションで戦うキャラクターがプレイしたかったのである。
それなりのプレイ回数を重ねたアリアンロッドからは、アコライト/サムライとファイター/サムライをエントリー。なんかサムライがやたら多いが気にしない。どっちにしろ、両方ともカタナ持ってないし。
アコライト/サムライは「刀医」と自らを称するアルテア・シーレント・ローゼンと言うエルダナーン。チェンジリング*5だと主張し、両親はヒューリンであるが。
《コンバットセンス》でいち早く行動し*6、パーティーの状態回復を敵に割り込んで行うを旨とする。ちなみに素手相当の竹光を所持し、《トルネードブラスト》はこれで使用。曰く「精神の集中を為せば、竹光とて剣より鋭い一撃を放てましょう」。
ファイター/サムライは「テキサス産まれ」*7と称するソニア・トゥルーフェイス。《ストライクバック》を基本戦術とする両手剣使いである。鬼のように《ストライクバック》のレベルだけ上げているので、カウンターは無敵だが自分からの攻撃はからっきしと言うキャラ。
基本的に自分しか前衛が居ないと言う、非常に限定された環境用に組んだキャラであるため、パーティー人数が多くなる程弱くなると言う不思議な特性を持つ。
さすがに長くやっているので色々キャラはいるが、最近のお気に入りは八月一日夕梨(ホズミ・ユーリ)。クグツ●=カブトワリ=ハイランダー◎。
ヤンマーニ系のカブトワリで、《マルチワーク》7+《エイミング》でカードを回し、《封印記憶:フェイク》を組み合わせた攻撃の際に回してきた良カードで達成値を上げるとコンボを持つ。元来は、「サタデーナイトSPでも強い、銃を選ばない達人」をプレイしたいと思って作ったキャラクターである。
あえて名は秘すが友人の加納殿(http://s03.2log.net/home/therapyear/)曰く「同じ経験点ならもっと強いキャラが作れるだろうに」との事。はっきり言って作った本人もその意見に全面的に同意する。
ちなみに現在、私が継続的に使っているキャラクターに、全身義体を持たないキャラクターは1人もいない。いいか、メタルはミートより良いんだ。*8
GMの方が多いのでキャラは少ないが、筆頭は「ゼニス・クラード」なる指揮官。ただしクラスは管制官である−−だって、私的には《感応》の方が使いやすいので……。*9
元は合衆国の海兵隊指揮官だったが、現在はヴィヴリオの直属というキャラ。て言うか、簡単に言えば種の砂漠の虎*10である。
《感応》で先手を取り*11、《演説》で味方をパンプすると言うコンボを実装。後に、生身にも関わらず《八重垣》で敵の攻撃を防ぎ、《呪法爆弾》で攻撃すると言う超能力系キャラクターに進化する。*12
“リベリオン”タカヤ。キュマイラ/ハヌマーンである。
コンセプトはまんま「スクライドのカズヤをやって見よう」で、元ネタに忠実に「3発殴る」以外の能力を持たないキャラクターを作ってみた。結果として、最後の一撃のダメージは−−経験点8点キャラにも関わらず−−、180点をマークした記憶がある。
だが、逆に言うと3発しか殴れないのでそれ以外の局面では本当に元ネタ通り、けちょんけちょんにやられてはリザレクトを繰り返すと言う展開に(笑)。
問題は最後の「抹殺のラストブリット」を放つときには、浸食率が161%オーバーになるのが前提なので、ほぼ確実にロイスを2回振りしなければならない所。だもんでGMの経験点が結果的に減ってしまうため、その点を何とかせねばならんなぁと思案中。
アイリ・ヴァーベンヴァルト。デクストラ・レクタスである。
世間と隔絶して暮らしていた錬金術師。外見やら何やらは当初、ブレス・オブ・ファイアⅢの「モモ」そのままだったが、段々、錬金術の光と闇を語るキャラにシフトして行った。元ネタ通り、大砲と埴輪型クレアータを所持しているが、こちらも基本的に、∴爆破∴3発を撃つ以外の機能はない。
基本的には錬金術師やマッドサイエンティストのロールプレイを楽しむキャラクターだと言え、そのために他の全てを置いてけぼりにしている。
とりあえず、まだまだピーキーキャラはあるが、それはネタが尽きたときのために取っておくとしよう。「あのキャラを書けよゴルァ」という友人諸氏は、是非コメントを。
*1:名作宇宙戦艦ヤマトに登場する、第一作目の敵の総大将。偉大なる大ガミラス帝国の総統であり、マゼラン星域と銀河系の1/3を掌中に納めた支配者である。当初、残忍で冷酷非道という設定であったが、後に「炎の中に、サムライを見た。デスラー、それはお前だった」と歌に歌われる程、高潔な人物に様変わりしてしまう。
*2:無論、聞きたくないと言われても語る。デスラー調とはそう言うことだ
*4:悲鳴が上がったとも言う。
*5:取り替え子。ケルト圏を発祥とする概念。本来産まれるはずのない目の色や髪の色をした子供が生まれた際、妖精によって子供が取り替えられたのだとしてこう呼んだ。おそらくは不義の子や隔世遺伝に対する、当時なりの解釈と考えられる。ちなみに伝承では取り替え子は忌み子と認識されているが、どうも記録などを見る限り、全てが全て忌まれていた訳ではないようだ。アーサー王伝説のマーリンなどは広義のチェンジリングと言える。
*6:なんかこのコンセプト多いな。
*7:何処だ、それは?
*8:……ごめんなさい。嘘です。二人程、泰山君子が入ってるキャラが居ます。
*10:アンドリュー・バルトフェルド。ガンダムSEEDでランバ・ラル的立場を担当した、コーヒーとヨーグルトソースを愛する指揮官。死んだと思われていたが、隻眼隻腕で再登場。主人公たちのバックアップを務めた。
*11:本当にこのコンセプト多いな……。
*12:《八重垣》を絶対結界と言い張り、《呪法爆弾》を式打ちと主張した。