法事の準備、三日目。

 この日は昨日買い込んだ料理を調理するのが主任務となった。
 とは言え、はっきり言って面白い話題は、あまり無い。
 ただ黙々と野菜をゆで、肉を焼き、それを淡々と繰り返したに過ぎない。
 
 
 その作業中に、「種デス」の四話を視聴。
 我が母はファーストガンダムを私と共に見ていたこともあり、池田秀一のファンなのである。*1
 デュランダル議長の話が料理中に出たことから、そのまま最新のガンダムを見る流れになったのだ。とは言え、四話から見る母にしてみると話の流れはやはり見えなんだらしい。
 無理もないことだが、母からすると主人公はアスランにしか見えないようだ。
 私はと言うと、コロニー外壁を疾走するガイアガンダムの雄志に、ファーストの打ち切りのため果たされなかったギガン*2の演出を思い浮かべて感動。*3何でもSF考証が間違ってるという意見が喧しいようだが、そう言う方は万有引力の算式と遠心力の働くポイントについて数値代入を行われることをお勧めする。正直、多分、演出家は何も考えなかったと思うが、考証屋としては少々無理すれば充分走れると一応言っておく。*4
 
 

*1:と言うよりも、池田秀一氏の俳優時代のファンと言えるかも知れない。母は子役時代の美少年役を主として活躍した池田秀一のことをよく嬉しそうに語っている。

*2:MS−12ギガン(http://www.mahq.net/mecha/gundam/ms-x/ms-12.htm)。ペズン計画で試作されたMSの1つで、対空防衛用として設計された。ファーストガンダムが打ち切られたため、登場しなかったMS。

*3:富野メモによるとファーストが打ち切られなかった場合、ギガンはコロニー外壁をそのタイヤで疾走し、ガンダムを迎え撃つというプロットであったらしい。

*4:でないと、コロニー外壁の補修作業をどうやってプチモビで行うのかね。