無謀なる挑戦−−華麗なる失敗
昨日ブログを設置したばかりだと言うに、「悪事千里を走る」の格言通りにすでに複数人にこのブログの存在は発覚しているようだ。
もう少し見栄えが良くなってから話そうかと思ったのだが、ブログとはそうした物ではないらしい。
これは衝撃だ!
この世に斯様な物があろうとは!
素晴らしい、この世はまだまだ未知の驚きと神秘に満ち満ちている、と言うことではないか!
偉大なる海の神カネー*1も照覧あれ。
死者を送る陽気なフラダンスと、色とりどりの花々*2に慰められているばかりではなく、彼方より来たる様々な存在と虚構が我々を更なる境地へと誘ってくれると言う事実が、聖なるマナ*3の導きによって証明された訳だ。
具体的には、この日記の存在を知った友人が「水臭いだろぉが、造ったなら教えろやぁ」*4と言って来た訳である。
で、まぁそこで色々とブログの作り方やら何やか、ブログの構造だの何だのについて聞くことが出来た訳である。
おお素晴らしい!
天の神ディヤウス*5も照覧あれ!
私は新たなる知識を得た。
この知識は日々の積み重ねの中、新たなヴェーダ*6を体得する契機となろう。
知こそ、千億カルパ*7をも超えて、自ら栄光の道へと歩み出すための甲冑であり、千万九億の阿修羅を打ち砕く法輪の輝きその物と言って間違いない。
で、まぁ戯言はともかくとして、そうして友人からスタイルシートの言語書式を貰って、ちょこちょことやってみようと思った訳だ。
と言うのも、その友人のブログ(id:arugha_satoru)の背景に貼ってあるイラストが羨ましかったからである。
「おお、素晴らしい。このようにして私も、自分のブログの背景にヴィヴリオ*8のイラストが貼りたい物だ」
と欲をかき、色々と試行錯誤を開始。
貰った書式をあーでもないこーでもないとこねくり回し、コピペしては削除、コピペしては削除の連続を繰り返したのである。
しかしそれらの試みは、全て徒労となった。
所詮、付け焼き刃で成せる仕事ではなかったのである。
しかも……。
「ぬおわっっっ、ブログの書式が綺麗さっぱり消えてしまったではないくわぁっっっ!!」
と言う事態に突入するに及び、そも仕事以外にこんな長い時間かけてられねえやと言う至極もっともな理由から中断の運びとなった。
しかし、結局、消えてしまった書式は自力では直せず、仕方なく初期化。
果たして、元に戻っているのか、自分ではもはやよく分からない始末である。
昨日の状態を覚えてる方、「ここが違うでよ」と言うのを見つけたら、ご一報下さいな。
*1:ポリネシア文化圏の海洋神。往々にして各地域で主神として崇められる。
*2:弔いに花を送る習俗は既に類人猿の頃から存在したと言う。特にインド以東の海洋文化圏では、様々な花を振り乱す事によって死者の魂を浄化する。
*3:ポリネシア文化圏でメジャーな、万物に宿る聖なるエネルギーのこと。中華文明圏における、“気”と同質の存在。つまりはあらゆるエネルギーを表現する言葉。ここでは電磁気−−電話の事を指す。
*4:相手は女性なので実際の口調はかなり違う
*5:古代インド・バラモン教の天空神。後に人気がなくなったことから没落。その地位をヴィシュヌなどに奪われる。
*6:賛歌。語源はヴィッド−−「知る」であり、一般には古代の叙事詩や教説を語るインド古代哲学、文学上の詩文、テキストの事。ここでは単純に技法や技術のことを指す
*7:劫。世界の歴史は4つのユガ−−クリタ・ユガ、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、カリ・ユガ−−の輪廻で語られ、この栄枯盛衰の4周期がマハーユガと言われる。このマハーユガを1000回重ねた歳月を、カルパと呼ぶのである。1カルパはざっと43億2000万年に相当する。
*8:RUNESOFTソフト発売の18禁ゲーム、「ANGEL CORE」